中近東一帯に原生している、ウルシ科の灌木である。スパイスとして利用するのは果実である。果実を乾燥させて、ホールもしくは粉末の状態のものを用いる。
赤い果実はフルーティーな酸っぱさがあるため、欧米ではレモン汁や酢のようにして利用されている。特に、レバノンではどの家庭にも常備されているほど、ポピュラーなスパイスである。
■密閉容器に入れておくと、粉末の状態でも風味が失われない。
■ホールのものを割り、20分ほど水に漬けたあとに、押しつぶして汁を搾る。汁は液体調味料として利用する。
■スーマックを使った中近東のミックススパイスをザーターという。煎ったゴマや、乾燥させたタイムの葉を粉末にしたものが入っている。
■芳香はあまりないが、ほどよい酸味と収れん味(渋味の一種)がある。
■中近東一帯で用いられているスパイスである。サラダに使ったり、魚にふりかけたり、民族料理の調味料にも利用されている。野菜、魚、肉料理と、あらゆる料理に用いられる。
■お腹の調子を整えるため、サワードリンクにして飲まれている。
■葉や樹皮は、染料や皮革製品の仕上げにも用いられている。